感情診断レポートの見方と活用ガイド
「BASICレポート」

感情診断結果から皆さんに考えて欲しい事

  • ① 忙しい毎日の中ではどうしてもストレスな出来事が多く起きます。
    知らず知らずのうちに心が病んだり、荒々しい言動を周囲に無自覚に起こしていないかをどうぞこの機会に振り返ってみて下さい。
  • ② 感情は止められるものではありません。自分の感情を止めようとしたり、押さえ込もうとするのではなく、「感情とそこから出る行動をきちんと区別する」ことを心がけて下さい。
  • ③ 感情の発生源はもちろん「自分自身」です。あなたの「これまでの考え方のクセ」が感情を起こしてる事を知って下さい。
  • ④ ネガティブは感情を引き起こす「考え方の2大クセ」は二つです。

    「べき思考」・・・こうあるべき。普通そうでしょう。
    「どうせ思考」・・どうせわからんだろうし。どうせxxだし。

  • ⑤ マイナスの感情が出ても、「今、自分に出来る事は何か?」という自分に課題を見つける思考の習慣をつけていって下さい。
    意識は「過去の出来事」に向けるのではなく、「これからの事=未来」に多く向けていって下さい。
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感情診断項目=「14項目」を数値化

基本10項目
1)攻撃性  2)ストレス  3)緊張  4)疑心  5)安定性   6)カリスマ性  7)活力 8)自制心  9)抑圧  10)神経質 
(11)気分が萎えていないか
(12)落ち着いた状態か
(13)外向性/(14)情緒安定性
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診断結果のどこを見ればいいか?
(*下の画像をクリックすると、表の全体が表示されます。)

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赤枠の箇所の数値が、以下の各項目の説明ガイドで説明される数値です。

各項目の具体的な意味と数値の見方

(1)攻撃性(Aggression)

適正値(20~50)   
この範囲の中でも低い方が望ましい

「情熱的」「熱狂的」というような「感情の振れ幅」が 大きいことを表しています。
この数値が高い場合、「周りに翻弄される」傾向があり ます。
そのため、ルーティンワーク職などは、マイナスの影響 が出やすいと言えます。

(2)ストレス(Stress)

適正値(20~40)    
この範囲の中でも低い方が望ましい

数値が19以下の場合は、「直面することを避けている」物事が あることを示唆しています。 (ぼーっとしている、やら なきゃならないものをやらずにおく、などの状態です。) 「責任放棄」や「破壊行動」を突発的に行ってしまう傾向 があります。 また、41以上の場合は、過度にストレスがかかっている ことが予想されます。

(3)緊張(Tension)

適正値(15~40)
この範囲の中でも低い方が望ましい

数値が高いと「緊張しやすい状態」を表します。 数値が低いと、「緊張しなさすぎる」「冷静である」事 を表します。

初めて診断を受ける人は、やはり過度に緊張の数値が上 がる傾向がありますので、初回の解析の場合、あまり参 考にしない場合もあります。

(4)疑心(Suspect)

適正値(20~50)
この範囲の中でも低い方が望ましい

疑う気持ちの度合いです。 疑いやすい人は数値が高く、あまり疑いの気持ちがない 人は、低い数値として現れます。 周囲との人間関係に影響していないかを振り返る材料に なります。

(5)安定性(Balance)

適正値(50~100)
この範囲の中でも高い方が望ましい

バランス感覚を数値化したもので、身体的な安定性の状態を含んでいます。 身体のバランスが良くない人は、低い数値になります。

(6)カリスマ(Charm)

適正値(40~100)
この範囲の中でも高い方が望ましい

他の人からの注意を惹きつけるという影響力のあることを 示す数値です。 良くも悪くも注意を惹きつけるレベルを表す数値ですが、 人材査定の場合、あまり重要視しない項目として取り扱わ れるようです。

(7)活力(Energy)

適正値(10~50)
この範囲の中でも高い方が影響力がある

「活動的」かどうかの項目で、低い数値だと「抑制的」、 高い数値だと「エネルギッシュ」な人と判断します

(8)自制心(Self-Regulation)

適正値(50~100)
集団行動においてはこの範囲の中でも高い方が望ましい

自分の行動をうまくコントロールできているかの数値にな ります。 低い数値の人は、あまり自分をコントロールできない状態 (自己中の考えになりやすい)にあり、高い数値の人は、 自分をきちんとコントロールできる状態にあります。

(9)抑圧(Neuroticism)阻害・抑止

適正値(10~25)
この範囲の中でも低い方が望ましい

「自分が他の人に対して抑圧をしている状態」を数値化 したものになります。 高い数値は、他の人に攻撃的な感情、振る舞いをしてい る状態にあります。他責思考になっていないか、自分の 責任の部分はどうかを考える必要があります。 数値の低い人は、あまり人に悪い感情を抱かない状態と いえます。

(10)神経質(Neuroticism)神経症的傾向

適正値(10~50)
この範囲の中でも低い方が望ましい

「物事を気にする度合い」を数値化したものになります。 数値の高い人は「気にしてしまう傾向」を示しています。 その神経質さが、周りや自分のやるべき事に影響が起きて いないかを振り返る必要があります。

(11)気が萎えてないか(精神的流動性)

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ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

このグラフは、気分が落ち込んで、萎えていないかを表 しています。 データが左の軸の40から60の間の中を、右の方向へ移動するようなグラフであればいい状態を表しています。

(12)集中力にムラがないか(周波数ヒストグラム)

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グラフの山の数は、いくつも考えが起きている状態で、 考えが一つに集中できないことを表しています。 複数の問題で張り詰めていると、精神が不安定になりま す。

(13)外交性(Extraversion) / (14)情緒不安定(Stability)

外向性も、情緒安定性も、両方とも50以上が望ましい。
*しかし、外向性が70以上ある場合は、意識が希望的観測すぎて、目の前の事実が疎かになっていないかを振り返ってみて下さい。
*下の図の中で、自分の数値はどこに位置しているのかを見て下さい。あなたの状態を見直すことができます。

その他補足 Vi値について

Vi値とは、30秒間の撮影の間の数値のバラツキを示す値の事ですが、数値が小さければ小さいほど、その項目の状態が確定していると見なします。(いつもその項目は、その数値に近いものを出す、という意味)
*1桁台(10未満)はまず確定、安定
*5以下はほとんど確定、安定

*10~15は、不安定、不確定であるが意味は多動な状態なのか、掴めない状態
(人や環境を変えれば違う値になりやすい、変わりやすい部分)

*15以上は不安定、その項目は変化する可能性が高い

●最後に:自分の意識は、過去よりも「未来」の方に向けて良好な感情の状態を作っていって下さい。

過去にひきづられない事

周り、相手に意識を向ける事

過去の出来事と区別する事

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